水道水から国の基準を超える放射性物質が検出された福島・飯舘村は、安全が確認されたとして、１日から水道水の摂取制限を解除することにした。

　飯舘村は、福島第一原子力発電所の事故後、簡易水道から放射性ヨウ素が検出され、全ての住民に対して水道水を飲まないように制限していた。

　村で水道水の水質の調査を進めたところ、ここ数日、安定して基準値を下回ったことから、１日から摂取制限を解除することにした。しかし、乳児に関しては念のため、村が配るペットボトルの水を飲むように求めている。

　これで、水道水の摂取制限を継続しているのは、福島県内では伊達市の一部地区の乳児についてのみとなる。