牛肉から基準値超の放射性セシウムを検出
福島県は、天栄村産の牛肉から食品衛生法の基準値を超える放射性物質が検出されたことを明らかにした。
県によると、天栄村産の牛肉から食品衛生法の基準値を10ベクレル上回る一キロ当たり510ベクレルの放射性セシウムが検出されたという。肉類から基準値を超える放射性物質が検出されたのは初めて。
今回の検査は、先月15~30日に採取された14検体について行われたが、ほかの13検体からはほとんど放射性物質が検出されていないことから、厚労省は同じ牛肉についてあらためて検査することにしている。