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被ばくした作業員3人 放医研を退院

2011年3月28日 14:50
被ばくした作業員3人 放医研を退院

 福島第一原子力発電所で被ばくした作業員3人が28日正午頃、千葉市の放射線医学総合研究所(=放医研)を退院した。

 3人のうち2人は、福島第一原発での作業中に、汚染された水が靴の中に入ってくるぶしから下を被ばくした。放医研によると、2人が足の皮膚に浴びた放射線量は当初、2~6シーベルトとみていたが、分析の結果、約2~3シーベルトに修正した。2人の皮膚の表面に目立った症状はなく、放医研は3人とも被ばくによる健康への影響はないとみている。

 足を被ばくした2人については、数日後に再び放医研で経過観察をするという。