「ガレキの下から人の声」捜索も発見できず
宮城・石巻市の津波被災地で27日、ガレキの下から「人の声が聞こえる」として捜索が行われたが、新たな生存者は発見できず、捜索は午後1時半過ぎに打ち切られた。
捜索が行われたのは石巻市門脇町2丁目。27日午前7時頃、警察署を訪れた男性(62)から「ガレキの下から人の声が聞こえる」という情報が寄せられた。このため、警察や自衛隊など約150人で現場に向かったが発見できず、人の声も確認できなかったため、27日午後1時半過ぎに捜索が打ち切られた。
現場は7日前に女性(80)と孫(16)が救助された場所の近くで、津波によって多くの家屋が被害を受けた地域。