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海水の高濃度放射性物質、影響なし~安全委

2011年3月26日 23:50
海水の高濃度放射性物質、影響なし~安全委

 原子力安全委員会は、26日午後4時までに福島第一原発がある福島県内や全国各地で計測された放射線量と、雨水や土壌、空気中に含まれる放射性物質の濃度について、「いずれも健康に影響を及ぼすレベルではない」との見解を示した。また、福島第一原発の放水口付近の海水から検出された高い濃度の放射性物質についても、「海流でかなり薄まってから魚などに取り込まれることから、直ちに健康への影響はない」としている。

 しかし、放射性物質の放出は続いているとみられるため、今後も気象条件などを考慮して計測を続けていく必要があるとしている。