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仮設住宅の建設始まる 岩手・宮古市

2011年3月25日 15:40
仮設住宅の建設始まる 岩手・宮古市

 東日本大震災で大きな被害を受けた岩手・宮古市で25日、大規模な仮設住宅の建設が始まった。

 仮設住宅の建設が始まったのは、宮古市にある保養施設「グリーンピア三陸みやこ」のグラウンド。市内では津波で3600戸以上の家が全壊し、市は3000戸の仮設住宅の建設を要望していた。

 25日は午前8時過ぎから建設業者が建物の区割りなどの測量作業にあたっており、まず2DKのタイプを中心に260戸が建設されることになっている。

 岩手県ではすでに陸前高田市などでも仮設住宅の建設が始まっており、宮古市でも建設用の資材や材料を運ぶトラックの燃料が十分に確保できれば約3週間で完成するという。