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「今、伝えたいこと」…宮城の被災者の声

2011年3月20日 17:09
「今、伝えたいこと」…宮城の被災者の声

 東日本大地震の被災地では、現在も多くの人が避難所などで厳しい生活を送っている。被災者に「今、伝えたいこと」を聞いた。

 ◆宮城・東松島市の大曲小学校より

 ・相沢数子さん「お父さんと私は避難して元気です。沖縄とか青森に行っている子供は大丈夫ですので、その辺は心配なく。本家もみんな元気ですので、安心してください」

 ・相沢弘子さん「私たちは元気です。連絡待ってます」

 ・野村友治さん・節子さん「姉のノムラ・カヨコがまだ行方不明なので、皆さん、もし、どこかで見つけた場合、よろしくお願いいたします」

 ◆宮城・南三陸町志津川の林生活センターより

 ・千葉とよ子さん「仙台市に住んでいるスエナガ・ヒデオさん、志津川にいるとよ子です。津波はずいぶん大きく来まして、林も全部流されました。うちも助かりまして、みんなとセンターで一緒に暮らしています。あんたも弱いから、気をつけてくださいね」

 ・石田美恵子さん・明久さん「お父さん、仕事に行ったまま帰って来ないので、みんな心配しています。これを見ていたら、すぐに連絡ください。商店まで海産物を配達に行って、それっきり帰ってきません。イシダ・ススムのことを、消息がわかっている方がいれば、すぐにでも連絡をもらえればと思っています。林生活センターにいますので、皆さん、連絡お願いします」