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自衛隊ヘリ2機 福島第一3号機に水投下

2011年3月17日 10:26
自衛隊ヘリ2機 福島第一3号機に水投下

 福島第一原子力発電所3号機を冷却するため、自衛隊のヘリコプター2機が17日午前、上空から水を投下した。

 防衛省によると、17日午前9時48分と9時52分、ヘリコプター「CH47」2機が7.5トンの水を入れられる容器をつり下げ、福島第一原発の上空から3号機に向けて相次いで水を投下した。この作業は上空で40分間、繰り返し続けることが可能だとしている。


 現在、3号機は建屋が水素爆発で大きく破損し、屋根の部分が開いている状態。3号機の建屋の4階と5階の間にある使用済み燃料貯蔵プールの水が蒸発して、水位が下がっていることが考えられる。


 また、陸・海・空の各自衛隊に所属する放水力の大きい消防車11台と人員40人が福島第一原発に向けて移動中で、態勢が整い次第、地上からも放水活動を開始する方針。