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上空から水投下へ 自衛隊ヘリが駐屯地出発

2011年3月17日 9:36
上空から水投下へ 自衛隊ヘリが駐屯地出発

 福島第一原子力発電所の上空から水の投下を行うため、自衛隊のヘリコプター2機が17日午前8時56分頃、仙台市の駐屯地を飛び立った。

 防衛省によると、任務にあたるのは仙台市にある霞目駐屯地に待機していたヘリ「CH47」2機で、それぞれ7.5トンの水を入れられる容器をつり下げ、福島第一原発の上空から水を投下する狙い。ただし、16日は上空からの水の投下を断念しており、上空の放射線量の値が高い場合は作業を断念する可能性もある。

 また、陸・海・空の各自衛隊に所属する放水力の大きい消防車が福島第一原発に向けて移動中で、態勢が整い次第、地上からも放水活動を開始する方針。