×

ダウ平均、大幅下落 原発事故の影響を懸念

2011年3月16日 9:23

 15日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、東日本大地震の影響で、優良株で構成するダウ平均株価は大きく値を下げて取引を終えた。終値は前日比137ドル74セント安い1万1855ドル42セントだった。

 ダウ平均株価は、取引開始直後から大きく値を下げて始まった。東京株式市場で日経平均株価が1000円以上値下がりしたのを嫌気した他、福島第一原発の事故の影響が拡大し、企業活動へ支障が出ることが懸念された。「ティファニー」や「コーチ」など、日本で事業を展開する会社が下落するなどした。

 ハイテク株中心のナスダック総合指数は、前日比33.64ポイント安い2667.33と大きく値下がりした。