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震度5強以上の余震の確率、3日間で40%

2011年3月16日 18:19

 東日本大地震で、気象庁は16日、今後も震度5強以上の余震が発生する確率は3日間で40%と発表した。確率は15日発表のものと変わっておらず、依然活動が活発なことから、引き続き警戒が必要。

 余震活動は依然活発で、16日も午後1時前に千葉県東方沖を震源とする地震があり、茨城・水戸市などで震度5弱の揺れを観測した。11日に発生した三陸沖を震源とする巨大地震では広い範囲で活発な余震活動が続いていて、16日正午までにマグニチュード5以上の余震は235回発生している。

 気象庁は、16日正午から3日以内に震度5強以上の余震が発生する確率は、依然40%と発表した。地震の発生場所によっては震度6弱から6強の激しい揺れになるおそれもあることから、引き続き余震活動に十分警戒してほしいとしている。