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福島県内 緊急被ばく調査が行われる

2011年3月15日 18:03
福島県内 緊急被ばく調査が行われる

 福島第一原子力発電所2号機で爆発音がし、菅首相が15日に避難や屋内退避を呼びかけたことを受け、福島県内では住民が避難する光景が見られた。また、避難所などでは住民の放射線量を測定する緊急被ばく調査が行われた。

 一連の事態を受け、菅首相は原発の半径20キロ圏内に住む人には避難指示を、また半径30キロ圏内に住む人には屋内退避するよう求めている。福島県内では、スクリーニングという被ばく調査を避難所や公共施設など18か所で受け付けている。スクリーニングが行われている郡山市の総合体育館では、原発周辺の人たちが次々と調査を受けた。

 住民からは「移動したくても車のガソリンが不足していて、どうしようもない」といった声が上がっている。