１５日午後３時半現在、東日本大地震による死者・行方不明者数は、警察や自治体が把握しているだけで計８０００人以上となっている。また、安否がわからない人は２万人を超えている。

　警察庁などによると、午後３時半現在、地震による死者は全国で２７２２人に上り、最も多い宮城県では１３３７人となっている。次いで岩手県の８３６人、福島県の４９４人などとなっている。

　宮城県の災害対策本部の席上で「南三陸町内だけで、すでに１０００人以上の遺体がある」との報告があった他、宮城県警が「牡鹿半島で１０００人を超える遺体を発見した」と発表している。現在、詳しい確認作業が行われている。

　また、行方がわからなくなっているのは全国で３７４２人となっている。内訳は岩手県で３１５人、宮城県で１２１９人、福島県で２２００人などとなっている。

　さらに、岩手県などによると、今回の地震で安否がわからない人は２万人を超えている。