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ローマ法王「日本の被災者のために祈りを」

2011年3月14日 0:42

 バチカンのローマ法王・ベネディクト16世は13日、東日本大地震の被災者のために祈りをささげようと呼びかけた。

 ローマ法王は13日、サンピエトロ寺院前の広場に集まった信者らを前に、自宅のバルコニーから説話し、「地震と津波の被害を見て、私たち皆がショックを受けた」「私の魂は、あのような災害を前に、尊厳と勇気を持った親愛なる日本の人々と共にある」と話した。

 その上で、「日本の被災者のために共に祈りましょう。肉親を失ったり、ケガをした人々が励まされますように。また、勇気ある日本人が助かるように、救急隊に力をお与えください」と述べ、日本の被災者や援助に当たる関係者のために祈りをささげようと信者らに呼びかけた。