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日経平均 地震受け全面安、1万円割れ

2011年3月14日 17:50
日経平均 地震受け全面安、1万円割れ

 14日の東京株式市場で、日経平均株価は急落した。終値は先週末比633円94銭安い9620円49銭で、約4か月ぶりの安値となった。日経平均株価の下げ幅は、約2年5か月ぶりの大きさとなった。

 11日に発生した東日本大地震を受けて、日本経済や企業の業績が悪化するとの懸念が投資家の間に広がり、東証1部の9割以上の銘柄が値を下げる全面安の展開となった。

 また、14日午前11時頃に「東京電力」の福島第一原子力発電所3号機で水素爆発が起きると、売り注文が加速した。

 東証1部の売買代金は概算で2兆7738億円。売買高は概算で48億8361万株と過去最高となった。