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運休なければ停電可能性高かった~枝野長官

2011年3月14日 14:10
運休なければ停電可能性高かった~枝野長官

 「東京電力」の「計画停電」について、枝野官房長官は14日午前11時頃の会見で「実際の電力供給のストップはないが、計画停電のプロセスの中に入っている。運休などがなければ、より早く電力不足の状況に陥り、何らかの形での停電に至る可能性が高まっていた。いわば裏表の関係にあることを理解いただければと思っている」と述べた。

 その上で、「そう遠くない時期、時間に、実際の電力供給のストップを実行せざるを得ないと認識している」と述べ、引き続き、節電に対する協力を要請した。

 また、「情報提供が必ずしも適切ではない部分が見受けられる」として、政府の立場から陳謝するとともに、正確な情報のみを報告するよう関係機関にさらに指示を徹底するとの考えを明らかにした。