×

中国、ドイツ、スイスの救助隊が日本に到着

2011年3月13日 15:41
中国、ドイツ、スイスの救助隊が日本に到着

 東日本大地震を受け、13日、新たに中国の救助隊が日本に到着するなど、各国から派遣された支援チームが続々と日本に入っている。

 中国からはレスキュー隊員ら15人で構成される緊急救助隊が13日昼過ぎ、羽田空港に到着した。中国の救援隊が日本へ派遣されるのは初めてで、今後、生存者の捜索活動などにあたる予定。中国では、四川大地震における日本の救助隊の活動や募金活動が高く評価されており、中国メディアは日本に対する支援を繰り返し呼びかけている。

 また、13日には、ドイツの救助チーム41人とスイスの救助チーム27人が日本に到着した。さらに、アメリカ政府が派遣した国際開発庁の救助チーム144人と救助犬が青森・三沢空港に到着する予定。

 11日の地震発生以降、各国からは支援の申し出が相次いでいて、外務省によると、これまでに69の国と地域から申し入れがあったという。救助隊の活動地域や被災地に入る時期については調整中だが、外務省は、可能な限り速やかに活動を開始するよう要請する考え。