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余震活動、依然活発~気象庁

2011年3月12日 11:52

 気象庁は12日午前、会見を行った。

 気象庁によると、余震活動は依然として活発な状態が続いているという。また、大津波警報や津波警報が発表されている沿岸では今も繰り返し津波が到達しているとして、警報が解除されるまで避難を続けて、絶対に海岸近くに戻らないように呼びかけている。

 津波は、アメリカ・ハワイでも観測されているという。一方、津波は少しずつ減衰し始めているとみられ、今後、詳しく分析した上で警報のレベルを引き下げたり、解除できるものについては解除をしたりしたいということだが、まだ数時間は今の状態が続くという。

 また、今回は東日本から中部地方の広い範囲でいくつもの余震が同時に発生していることから震源地の確定作業などに手間取っており、緊急地震速報が的確に発表できない状態が続いているという。