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帰宅困難者用に東京都各市が受け入れ先用意

2011年3月12日 0:41

 首都圏のJR、私鉄各線が全面的にストップしていることから、大勢の方が帰宅できない状況になっている。帰宅困難者のために、東京都の各市は受け入れ先を用意している。

 武蔵野市では、吉祥寺駅に多数の帰宅困難者がいるため、吉祥寺駅の北側にある会議場「ゼロワンホール」を受け入れ先として開放することを決めた。80人程度が収容できる見込みだという。

 三鷹市では、三鷹駅前コミュニティセンターを帰宅困難者用の施設として案内している。

 国立市では、JR中央線付近に帰宅困難者が多いことを受け、駅に近い公民館と市立第八小学校に誘導している。また、市役所も待機場所として案内している。

 狛江市では、駄倉地区センターと市民センターで一時休憩所を設けているという。

 調布市では、4か所で帰宅困難者用の受け入れを行っている。調布駅前のグリーンホール、第一小学校、国領小学校、滝坂小学校。

 府中市では、駅に近い市の施設や駅に近い小中学校の体育館を開放してる。府中グリーンプラザ、中央文化センター、住吉文化センター、府中第三小学校、府中第三中学校、府中第一小学校、府中第九中学校の7か所。

 小金井市では、武蔵小金井駅近くの前原暫定集会施設で帰宅困難者を受け入れている。

 東村山市では、市役所にあるいきいきプラザ、秋津公民館、秋水園、市の複合施設「サンパルネ」、栄町ふれあいセンターで帰宅困難者の受け入れを行っているという。

 国分寺市では、国分寺駅周辺で本町と南町地域センター、国分寺駅北口事務所、本多公民館のほか、JR西国分寺駅周辺では「いずみホール」を帰宅困難者に案内している。このほか、東京都が東京しごとセンター多摩で受け入れている。

 小平市では、第六小学校を帰宅困難者用の施設として開放している。

 清瀬市では、清瀬駅北口にあるアミューというビルの6階を受け入れ施設として開放している。また、都立清瀬高校も帰宅困難者を受け入れている。

 東大和市では、市民体育館と南街市民センターの2か所で受け入れている。

 西東京市では、保谷駅前公民館、ひばりが丘図書館、柳沢公民館、中央公民館の4か所を帰宅困難者のために開放している。

 武蔵村山市では、申し出があれば、防災資材センターで受け入れが可能だという。

 東久留米市では、市役所で受け入れが可能だという。

 稲城市では、稲城第1中学校、稲城第6中学校、稲城第7小学校、地域振興プラザで帰宅困難者の受け入れを行っている。午後10時現在、約270人が避難しているという。

 立川市では、女性総合センターを案内していたが、すでに満員になっており、現在は、柴崎学習館、東京消防庁管轄の防災館を受け入れ先として開放している。

 昭島市では、駅近くにある市民会館を帰宅困難者に案内している。

 八王子市は、10か所で帰宅困難者の受け入れを行っている。子安市民センター(満員)、第六小学校(満員)、第三小学校、第六中学校、クリエイトホール南多摩高校、第四小学校(満員)、第五中学校、東浅川保健福祉センター、浅川市民センター(満員)。このほか、八王子都税事務所でも受け入れを用意している。

 町田市では、町田市民ホールを待機場所として開放している。