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帰宅困難者用に東京都各区が受け入れ先用意

2011年3月12日 0:38

 首都圏のJR、私鉄各線が全面的にストップしていることから、大勢の方が帰宅できない状況になっている。帰宅困難者のために、東京都の各区は受け入れ先を用意している。

 千代田区では、麹町小学校、富士見みらい館、神田一ツ橋中学校、神田さくら館、昌平童夢館、ちよだパークサイドプラザ、スポーツセンター、千代田区役所本庁舎、麹町、富士見、神保町、秋葉原駅近くの出張所、神田駅近くの出張所、総合体育館で帰宅困難者の受け入れを行っているという。都は、千代田区内の東京国際フォーラム、東京しごとセンター、日比谷公会堂、日本武道館、丸の内行幸通り地下、千代田都税事務所で帰宅困難者を受け入れている。

 中央区では、京橋築地小学校で130人、常盤小学校で16人、日本橋小学校で35人の帰宅困難者を受け入れている。

 港区では、港南小学校、港南中学校、障害学習センター「ぱるーん」、エコプラザ、港勤労福祉会館、御成門小学校、御成門中学校、福祉プラザさくら川で帰宅困難者を受け入れている。都は、汐留シオサイト地下通路で受け入れている。日比谷通り沿いにある区立芝公園内に帰宅困難者支援ステーションの設置準備を進めている。

 渋谷区では、都立第一商業高校、都立広尾高校、青山学院大学の3校に一時的な待機場所を用意しているが、寝泊まり用ではない。 東京都が、東京体育館での受け入れを用意している。

 新宿区では、駅の周辺や新宿御苑などの公園に多数の帰宅困難者がとどまっていたが、一部の電車が動き始めたこともあり、その数は徐々に減りつつあるという。区内14か所の小中学校に約350人の帰宅困難者が身を寄せており、事実上の避難所として機能しているという。区では水や毛布を配布するなどして対応にあたっている。区では、都が帰宅困難者向けに一部施設を開放しており、都庁1階にある都民ホールや都立新宿高校で受け入れを初めている。

 目黒区では、区役所本庁舎、中目黒GT(複合施設)の他、22か所の住区センターで受け入れの態勢を取っている。

 品川区によると、関ヶ原シルバーセンター、中小企業センター総合体育館戸越体育館の5か所で受け入れを行っている。この他、東京都が大井ふ頭中央海浜公園を用意している。

 練馬区では、小学校10校を避難拠点に指定した。上石神井小学校、石神井台小学校、光が丘春の風小学校、光が丘夏の雲小学校、南町小学校、旭丘小学校、光和小学校、光が丘第三中学校の10校。

 中野区は17か所を順次開放。南中野中学校、向台小学校、第十中学校、第二中学校、第九中学校、桃園第二小学校、第三中学校、第五中学校、新井小学校、第七中学校、緑野中学校、北原小学校、第四中学校、第八中学校、武蔵台中学校、若宮中学校、中央中学校。

 板橋区では、区役所に避難所を開いた。

 豊島区では、池袋小学校、南池袋小学校、池袋第三小学校、朋友小学校、清和小学校、椎名町小学校、千川中学校、西部区民事務所で受け入れを行っている。

 文京区では、5か所の学校を開放している。さしがや小学校、大塚小学校、本郷小学校、第三中学校、本郷台中学校。このほか、東京都が中央・城北職業能力開発センターを用意している。

 江東区では、6か所の避難所を案内しているという。東川小学校、数矢小学校、東陽小学校、豊洲小学校、第一大島小学校、第一亀戸小学校の6校。このほか、東京都が有明テニスの森公園、東京スポーツ文化館を用意している。

 北区では、帰宅困難者のために学校を開放している。浮間小学校、第四岩淵小学校、赤羽台西小学校、なでしこ小学校、神谷小学校、東十条小学校、荒川小学校、十条台小学校、王子第二小学校、清水小学校、王子第三小学校、王子第五小学校、十条富士見中学校、としま若葉小学校、明桜中学校、柳田小学校、堀船小学校、滝野川第五小学校、滝野川第四小学校、王子第一小学校、王子小学校、田端中学校、滝野川第三小学校、飛鳥中学校、谷端小学校。

 台東区では、JR上野駅近くの地下駐車場、東京都文化会館、台東区民会館の3か所を開放していて、人数が増えれば他の場所も検討するという。

 葛飾区では、区内にある全ての小中学校計77か所を避難所として案内しているという。

 荒川区は12か所を順次開放。南千住駅前ふれあい館、汐入ふれあい館、荒木田ふれあい館、西尾久ふれあい館、東日暮里ふれあい館、西日暮里ふれあい館、町屋文化センターふるさと文化館、第一中学校、生涯学習センター、峡田ふれあい館、シルバー人材センター。このほか、都が荒川都税事務所を用意している。

 大田区では、蒲田駅前のアプリコ区民ホールと日本工学院専門学校、大森駅前の入新井第一小学校と山王小学校の4か所で受け入れを行っているという。このほか、東京都が大田都税事務所を用意している。

 足立区では、千寿常東小学校、千寿本町小学校、千寿青葉中学校、第一中学校、栗原小学校の5か所を開放しているという。

 墨田区では、区内の小学校30校をすべて開放している。そのほか吾嬬第二中学校、両国中学校、錦糸町の総合体育館でも受け入れを行っている。

 江戸川区では11か所を開放している。小松川事務所、葛西事務所、小岩事務所、東部事務所、鹿骨事務所の他、小松川高校、江戸川高校、小岩高校、葛西南高校、紅葉川高校、篠崎高校となっている。

 世田谷区では、14か所を帰宅困難者の待機場所として開放している。松沢小学校、上北沢区民センター、烏山区民センター、烏山中学校、新代田まちづくりセンター、北沢タウンホール、成城ホール三宿中学校、三軒茶屋分庁舎、駒沢小学校、桜町小学校、二子玉川小学校、尾山台中学校、砧小学校となっている。