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都知事選 東国原氏、14日以降に態度表明

2011年3月8日 20:33
都知事選 東国原氏、14日以降に態度表明

 来月10日に投開票される東京都知事選挙への出馬をめぐり、動向を注目されている前宮崎県知事・東国原英夫氏(53)は8日、14日以降に態度を表明すると述べた。

 地方分権を訴える東国原氏は、最近になって「国に入って改革するより、地方から訴えて勝ち取る方がいい」と話している。そのため、都知事選の事前審査が行われる14日から16日の間に出馬を表明する可能性が高いとみられている。

 一方、自民党・石原伸晃幹事長が「説得を続ける」とした東京都知事・石原慎太郎氏は8日、「かわいそうだが、親子と政治家の関係は違う」と述べた。石原知事は不出馬の公算が大きくなっているが、11日に、進退について正式に表明する見通し。

 都知事選にはこれまで、共産党推薦の前参議院議員・小池晃氏(50)、外食大手「ワタミ」の前会長・渡辺美樹氏(51)、神奈川県知事・松沢成文氏(52)、山口節生氏(61)、雄上統氏(69)、ドクター・中松氏(82)、中村克氏(55)、黒崎伊佐平氏(57)が立候補を表明している。