パンダが中国出発、上野動物園に今夜到着へ
中国から日本に来る2頭のジャイアントパンダが日本時間21日午前、中国・四川省成都を出発した。
東京・上野動物園に来るのは、四川省で飼育されたジャイアントパンダ、雌の「仙女(シィエンニュ)」と雄の「比力(ビーリー)」。2頭のパンダは20日、飼育されていた施設から専用のトラックで成都に運ばれ、空港の近くで一夜を過ごした。付き添っている飼育員らによると、2頭の体調は良好で、目覚めた後に好物の竹をたくさん食べるなど食欲も旺盛だという。
特製のオリに入れられた2頭は日本時間21日午前5時半頃、成都の空港に到着、飛行機に積み込まれ、同午前9時半過ぎに出発した。
この後、中国・上海を経由し、日本時間21日深夜に上野動物園に到着する予定。