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異動拒否し続けた横須賀市職員が“初出勤”

2011年2月21日 12:47
異動拒否し続けた横須賀市職員が“初出勤”

 去年4月に出た異動の辞令を拒否し続けていた神奈川・横須賀市役所の男性職員(40)が、辞令から約11か月たった21日、初めて新しい部署に出勤した。

 男性職員は去年4月付で、市民部から港湾部に異動するよう命じられていた。男性職員は「他の職員に比べて在籍期間が短く、評価が悪くなる」などと拒み、市民部に居座っていた。市は去年12月、停職1か月の処分にしたが、男性職員は処分の後も有給休暇をとるなどして、異動を拒み続けていた。しかし、辞令が出てから約11か月たった21日になって、男性職員は港湾部に出勤した。

 男性職員をめぐっては、異動を拒否している間も給与やボーナスが支払われるなど、市の対応に批判が相次いでいた。