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“資格停止”首相発言と隔たり~柴山議員

2011年2月21日 18:09
“資格停止”首相発言と隔たり~柴山議員

 21日の衆議院予算委員会の午後の質疑で、自民党・柴山昌彦議員は、民主党の小沢元代表に対する党員資格停止処分について「裁判に専念された方がいい」というかつての菅首相の発言とかけ離れていると指摘した。

 柴山議員「小沢元代表についての議員としての身の処し方について、党員資格停止ということは、首相の発言とあまりにかけ離れたものであると指摘せざるを得ない」

 菅首相「私自身が申し上げたのは、ご本人が判断されるべきことではないかということを申し上げたんです。そういう意味で、私は考え方を変えたわけではありません」

 さらに柴山議員は、小沢元代表に近い民主党議員16人が会派からの離脱を表明したことをめぐり、「衆議院で法案を再可決するための3分の2が維持できなくても、小沢元代表の処分は責任を持って貫徹するか」とただした。これに対して、菅首相は「党として責任を持ってやっている」とした上で、「我が党の3分の2を心配するなら、予算関連法案に賛成していただきたい」とかわした。