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山口で鳥インフル確認、400羽殺処分に

2011年2月10日 2:19
山口で鳥インフル確認、400羽殺処分に

 9日、山口・宇部市の公園で飼育されていたコクチョウ1羽が鳥インフルエンザウイルスに感染していたことが確認された。宇部市は9日夜からハクチョウ類など約400羽の殺処分を始めた。

 9日午後10時頃、防護服を着た県や市の職員が殺処分の作業を行うため、宇部市の常盤公園に入った。今回、殺処分の対象となるのは、園内の常盤湖にいるコクチョウを含むハクチョウ類とガンカモ類の計約400羽。殺処分された鳥は別の場所で焼却処分される。常盤湖は広さ約100万平方メートルの人造湖で、ハクチョウの飼育数は日本一。

 園内には、殺処分の対象となったハクチョウ類やガンカモ類のほか、ペリカンやフラミンゴなど約80羽の鳥がいるが、それらについては今後、経過を観察していくことにしている。