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“牙城”で大敗 民主党、危機感強まる

2011年2月7日 13:53
“牙城”で大敗 民主党、危機感強まる

 6日に行われた名古屋市長選挙・愛知県知事選挙ともに大敗を喫した民主党では、危機感が強まっている。

 枝野官房長官「民主党の所属国会議員としては大変残念です。デフレ、不況、失業の問題にしっかり対応し、そして、社会保障の抜本改革に向けて着実に歩を進めていく。この姿をいかにしっかり歩を進め、かつそのことをお伝えしていくか。そのことを地道に繰り返していくしかない」

 今回の選挙は既成政党に厳しい結果だったが、特に民主党では、牙城ともいえる愛知県の知事選挙で自民党にも競り負け、3番手に終わったことを受け、「このままでは、4月の統一地方選挙も大敗するのは間違いない」などと危機感が強まっている。

 4月には、社会保障の改革案の取りまとめと予算関連法案をめぐる与野党の激しい攻防が重なり、菅政権が窮地に立たされる可能性もある。