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日本海側の広範囲で大雪、平野部でも積雪増

2011年1月27日 20:05
日本海側の広範囲で大雪、平野部でも積雪増

 日本海側では27日も広い範囲で大雪が降っていて、福井県や富山県などの平野部でも積雪が急増している。豪雪地帯として知られる新潟・魚沼市入広瀬では積雪量が343センチに達していて、1月としては25年ぶりの豪雪に見舞われている。

 新潟・長岡市では積雪119センチを記録し、6年ぶりの大雪となった。山間部の魚沼市では27日午後2時に積雪343センチを記録し、1月としては25年ぶりの大雪となった。魚沼市など4つの市で災害救助法などの基準を超える積雪となった新潟県は、5年ぶりに豪雪対策本部を設置し、除雪の態勢づくりや支援が必要な世帯への対応を急ぐ方針。

 福井・大野市でも133センチの積雪を記録するなど、日本海側の山沿いでは広い範囲で大雪となった。年末から続く寒波の影響で、富山・砺波市では27日午前9時に93センチの積雪を記録するなど、27日は平野部でも大雪が降った。富山市の積雪も59センチに達し、この冬一番となった。

 雪は28日にはやや弱まるものの、週末には再び大寒波が到来する見通しで、大雪への警戒が必要となっている。