×

新春恒例「歌会始の儀」 お題は「葉」

2011年1月14日 17:52
新春恒例「歌会始の儀」 お題は「葉」

 14日午前、新春恒例の「歌会始の儀」が皇居・宮殿で行われた。

 今年のお題は「葉」で、天皇陛下は「五十年の祝ひの年に共に蒔(ま)きし、白樺(しらかば)の葉に暑き日の射す」と、皇后さまとまいたシラカバの種が育ち、葉に夏の暑い日の光があたっている情景を詠まれた。また、皇后さまは「おほかたの枯葉は枝に残りつつ、今日まんさくの花ひとつ咲く」と、マンサクの花を見た時の喜びを詠まれた。

 また、一般応募の最年少入選者で中学3年・大西春花さんが「『大丈夫』この言葉だけ言ふ君の不安を最初に気づいてあげたい」と詠んだ歌が披露された。