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メキシコ路上に27遺体、麻薬組織の犯行か

2011年1月9日 17:05

 メキシコの高級リゾート・アカプルコで27人が殺害され、遺体が路上などで相次いで見つかった。麻薬組織の犯行とみられている。

 27人の遺体は、アカプルコのショッピングモール周辺など複数の場所で7日夜から8日朝にかけて発見された。そのうち14人は首が切り取られた上、麻薬組織のサインが入った手書きのメッセージの紙がかぶせられていた。「縄張りを荒らされたので殺害した」などと書かれていて、麻薬組織の犯行とみられている。

 メキシコでは、この約4年間で市民や警官3万人以上が麻薬組織によって殺害されているが、この数年は首を切って殺害したり、殺害した後に首を切ったりする残忍な犯行が増えているという。