こたつの誤使用で火災、5年間で27人死亡
こたつの誤った使い方で火事が起きて、死亡事故も相次いでいることから、製品評価技術基盤機構(=nite)が注意を呼びかけた。
公開された実験映像には、座椅子をこたつに押し込んだ際に、誤ってこたつ布団も一緒に押し込まれると、その布団がヒーターのカバーに当たり、熱を持って焦げ、約30分後には火が上がる様子が映っている。
また、こたつの脚などで電源コードを踏みつけていたためにコードがむき出しになってショートし、そこから火花が散って火が出るケースもある。
こたつから出た火事で死亡した人は今年3月までの5年間で全国に27人いて、うち60歳以上が7割を占めているという。
niteは、燃えやすいものはヒーター部分に近づけないようにするとともに、使用方法を必ず守るように呼びかけている。