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尖閣沖の中国監視船 依然、領海そばを航行

2010年11月21日 11:48
尖閣沖の中国監視船 依然、領海そばを航行

 沖縄・尖閣諸島の沖合で20日朝に確認された中国の漁業監視船2隻は、発見から1日以上たった21日午前11時半現在も、日本の領海のすぐ外側を航行している。

 中国の漁業監視船「漁政310」と「漁政201」は、発見から27時間以上たった21日午前11時半現在も、尖閣諸島の魚釣島の南東約30キロあたりを日本の領海に沿って航行している。

 NNNが撮影した映像では、最新鋭の監視船とされる「漁政310」にヘリポートや機銃らしきものが確認されている。海上保安庁は巡視船5隻を出して、日本の領海に入らないよう繰り返し警告しているが、漁業監視船は「我々は正当な任務にあたっている」と答えているという。