都内の百貨店で、来年の正月に販売される福袋がお披露目された。

　中央区の「日本橋高島屋」では、１８０万円で自分だけの振り袖を作ってくれる福袋や、削って香りを楽しむ１８０万円の香木の福袋が登場した。また、南極クルーズや、マグロの解体など築地市場の見所を巡る体験型の福袋なども販売される予定。

　「三越」は、自分で弁当を手作りする“弁当男子”向けの福袋や、同窓会への出席を想定した服装を全身コーディネートする福袋を発表した。

　消費者の節約志向で売り上げの低迷が続く百貨店業界だが、福袋をきっかけに来店を促し、売り上げの改善につなげたい考え。