ミャンマー難民、国連難民高等弁務官と面会
ほかの国に逃れた難民を受け入れる「第三国定住」の制度を利用して、初めて日本に来たミャンマー人の難民が18日、国連難民高等弁務官と面会し、今後の生活についての希望を伝えた。
アジアで初めて第三国定住を受け入れた日本では、ミャンマーの少数民族・カレン族の難民27人が、今年9月から生活を始めている。難民は来年3月まで語学などの研修を受けた後、自立して生活することが求められている。
難民は、18日に面会したグテーレス高等弁務官に「農業をしたい」「レストランで働きたい」など、研修後の仕事について希望を伝えた。外務省によると、難民の雇用についてすでに複数の民間企業から問い合わせがあるという。