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沖縄の住宅街で初、不発弾の爆破処理

2010年10月17日 20:02
沖縄の住宅街で初、不発弾の爆破処理

 沖縄・那覇市の住宅街で不発弾が見つかり、17日午後に爆破処理が行われた。付近では約3000人の住民が避難した。

 今年7月に見つかった不発弾は、太平洋戦争中のアメリカ軍のものとみられている。腐食が激しく、信管が抜けないため、陸上自衛隊の不発弾処理隊が深さ5メートルの穴の底で爆破した。現場周辺は交通が規制され、半径300メートル以内の住民2800人以上が避難した。

 陸上自衛隊は、沖縄で毎年約30トンの不発弾を処理しているが、住宅街での爆破処理は今回が初めてだという。