福岡市営地下鉄の男性運転士（４０）が、漫画を読みながら電車を運転していたことがわかった。

　福岡市交通局によると、この運転士は、７日午前９時１０分に姪浜駅を出発してから赤坂駅に到着するまでの約９分間、運転しながら漫画を読んでいた。乗客からの指摘で発覚したという。ブレーキ操作などは自動で制御されていて、ダイヤに乱れはなかった。

　漫画は、客が置き忘れたものをゴミとして処分するため、運転室に置いてあったもので、男性運転士は「つい気になって読んでしまった」と話している。

　市は、免許の取り消しも視野に、処分することにしている。