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トヨタ、スマートグリッドの新システム開発

2010年10月5日 22:09
トヨタ、スマートグリッドの新システム開発

 「トヨタ自動車」は5日、電力の需要と供給側の情報を集約し、エネルギーの効率的な運用を行う次世代の電力網(=スマートグリッド)に車を取り入れた、研究段階での新システムを開発したと発表した。

 トヨタが開発した「トヨタ スマートセンター」は、スマートグリッドの系統の中で車と住宅のエネルギー消費を一括してコントロールできるのが大きな特徴。具体的には、プラグインハイブリッドカーのバッテリー残量情報をセンターが集約し、住宅内での電力消費や電力供給状況などと合わせて、いつ充電すると効率よく電気代を安くできるかなどの計画を自動的に立ててくれる。

 また、スマートフォンを使って、外出先から情報を見たり、エネルギーの使用量を制御したりすることもできる。

 トヨタは、12年までの実用化を目指したい考え。