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民主“可視化”議連 検察審の議決に疑問

2010年10月5日 17:09
民主“可視化”議連 検察審の議決に疑問

 取り調べの可視化を目指す民主党の議員連盟が5日、会合を開いた。資金管理団体の土地購入をめぐる事件で、民主党・小沢元代表が検察審査会から2度目となる「起訴すべき」との議決を受けたことをめぐり、出席した議員からは議決への疑問の声が相次いだ。

 議連の会長を務める川内博史衆議院議員は、「大阪地検の証拠改ざん事件で、検察への信頼が大きく揺らいでいる中、調書が信用できるとは言えない」として、議決の根拠に疑問を呈した。

 また、出席した議員からは「人選や議事進行に不透明なことが多い」など、検察審査会制度そのものの見直しを求める声も上がった。