米海軍の掃海艦、沖縄・宮古島に寄港
アメリカ海軍の掃海艦が21日昼過ぎ、沖縄・宮古島に寄港した。地元の自治体が自粛を求める中で強行された寄港に、反発の声も上がっている。
宮古島の平良港に入港したのは、アメリカ海軍佐世保基地に所属し、海上の機雷の除去にあたる掃海艦「ディフェンダー」。アメリカ海軍は寄港の目的として、地元住民との友好親善などと説明しているが、沖縄県や宮古島市は自粛を求めており、寄港が強行された形。港では地元の市民団体などが抗議活動をした。
日米地位協定はアメリカ軍による民間の港の使用を認めていて、沖縄の民間港に寄港したのは石垣島や与那国島に続いて3度目となる。