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JR東 IC乗車券不正利用、3人懲戒解雇

2010年9月17日 2:10

 今年7月に社員31人がIC乗車券「スイカ」を不正利用していたことが発覚した「JR東日本」でまた不正が発覚し、3人が懲戒解雇された。

 JR東日本は、今年7月に社員がIC乗車券をほかの鉄道会社で不正利用していたことが発覚した問題を受けて、JR東日本の路線内でも不正がなかったか調査していた。その結果、社員7人が入場記録を不正に消去していたことがわかり、3人が懲戒解雇された。IC乗車券で入場し、一時的に交付されている区間限定の乗車証で改札を出た後、後日、勤務先の駅窓口で、IC乗車券に記録された入場記録を消去するなどしていたという。

 最も悪質なケースでは、巣鴨駅で勤務していた社員が計86回、2万2040円分を不正に消去していた。

 今回不正が発覚した7人のうち2人は、社員31人のスイカの不正使用が発覚した7月以降も不正を続けていた。