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民主党代表選 菅首相、全体で優勢保つ

2010年9月13日 12:35
民主党代表選 菅首相、全体で優勢保つ

 14日に迫った民主党代表選挙で、日本テレビの取材によると、再選を目指す菅首相が依然、優勢を保っていることがわかった。両候補は13日も支持拡大に精力的に動いている。

 国会議員票では、小沢前幹事長が約370ポイントを固めたのに対して、菅首相は約360ポイントを固め、激しく競り合っている。一方、すでに投票が締め切られている300ポイントの党員・サポーター票と100ポイントの地方議員票では、菅首相が優位に立っていて、両陣営からは約100ポイントの差がついているとの見方も出ている。その結果、全体では菅首相が依然、優勢を保っている。今後は、まだ態度が流動的な約50人の議員、100ポイントの行方が焦点で、ギリギリの攻防が続いている。

 また、菅首相は、仮に代表選に勝利した場合、本格的な内閣改造と党役員人事に着手する方針。菅首相は来週、アメリカ・ニューヨークで開かれる国連総会に出席するため、今週中にも人事を終わらせたい考えだが、党内の協力体制をどのように築くかが焦点。