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「救急の日」東京消防庁が救急セミナー

2010年9月9日 21:54
「救急の日」東京消防庁が救急セミナー

 9月9日は「救急の日」。東京・東久留米市では、東京消防庁が救急セミナーを行い、プロレスラー・蝶野正洋さんらが模擬救急活動などに参加した。

 東京消防庁では毎年、9月9日の「救急の日」を含む1週間を救急医療などへの理解を深める「救急医療週間」としている。応急手当ての技能を広く知ってもらおうと、今年も救急セミナーを行った。

 セミナーには蝶野さんも参加し、心肺蘇生(そせい)の模擬救急活動などを行った。蝶野さんは「きっかけは、去年の(プロレスリング「ノア(NOAH)」の)三沢光晴社長の事故。『助けてやってくれ』という大きな声をかける練習をすれば、それだけで十分だと思う」と話した。

 東京消防庁の調べによると、応急手当てが施された人の1か月後の生存率は、応急手当てが行われなかった場合の約2倍にもなるという。