カレン族難民がタイの研修終了 第三国定住
日本政府は9月から第三国定住と呼ばれる制度を使って、難民の受け入れを始める。その第1陣が27日、タイで行われていた研修を終えた。
今回、日本政府が受け入れるのはカレン族難民27人。カレン族難民はミャンマー軍事政権から逃れ、隣国のタイで暮らしている。移住が決まった難民は1か月にわたり、日本語や生活習慣を学んだ。
第三国定住制度は、難民の避難先以外の国が新たな定住先を提供し、救済を目指すもので、日本政府としては初の試みとなる。第1陣は、9月28日に来日する予定。