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カレン族難民がタイの研修終了 第三国定住

2010年8月28日 9:03

 日本政府は9月から第三国定住と呼ばれる制度を使って、難民の受け入れを始める。その第1陣が27日、タイで行われていた研修を終えた。

 今回、日本政府が受け入れるのはカレン族難民27人。カレン族難民はミャンマー軍事政権から逃れ、隣国のタイで暮らしている。移住が決まった難民は1か月にわたり、日本語や生活習慣を学んだ。

 第三国定住制度は、難民の避難先以外の国が新たな定住先を提供し、救済を目指すもので、日本政府としては初の試みとなる。第1陣は、9月28日に来日する予定。