宿泊サービスも介護保険対象へ~長妻厚労相
長妻厚労相は24日、認知症の高齢者のためのデイサービスセンターを視察し、日中の利用に加えて、宿泊サービスも介護保険の対象とする方針を明らかにした。
介護保険制度では、デイサービスは日中の利用を指し、夜から早朝にかけては利用できない施設がほとんどとなっている。東京・北区にある認知症の高齢者が宿泊もできるデイサービスセンターを視察した長妻厚労相は、「介護をする家族に休んでいただくためにも力を入れなければならない」と話し、宿泊サービスも介護保険の対象とする考えを明らかにした。
厚労省は、来年度予算の概算要求で約100億円を盛り込み、宿泊できるデイサービス施設を増やしていく方針。