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興南が春夏連覇 地元・沖縄は喜び爆発

2010年8月21日 20:05
興南が春夏連覇 地元・沖縄は喜び爆発

 第92回全国高校野球選手権大会は21日、阪神甲子園球場(兵庫・西宮市)で決勝が行われ、興南(沖縄)が13-1で東海大相模(神奈川)を下し、史上6校目の春夏連覇を達成した。沖縄県勢の夏の甲子園優勝は初めてで、興南の地元・沖縄では、史上初の快挙に喜びを爆発させた。

 沖縄・那覇市にある興南高校の体育館には、数百人の学校関係者らが集まり、お祭り騒ぎとなった。会場には、学校OBの元ボクシング世界チャンピオン・具志堅用高さんの着ぐるみも応援に参加した。

 那覇市内の商店街では、余裕の展開に早くも踊り出す人がいた。その後、大量リードで迎えた歓喜の瞬間には、「カチャーシー」と呼ばれる沖縄独特の踊りを交えて、喜びを爆発させた。

 島中が喜びに包まれた沖縄。興南高校のメンバーらは22日に凱旋(がいせん)する。