１６日は、各地で最高気温が３５℃を超える猛暑日となり、熱中症で倒れる人が相次いだ。埼玉・草加市では８８歳の女性が自宅アパートで、埼玉・深谷市では農作業中の７５歳の女性が熱中症のため、それぞれ死亡した。

　東京・江戸川区の河川敷では、野球の試合をしていた中学生９人が熱中症とみられる症状で病院に搬送された。９人はいずれも命に別条はないという。また、１６日は東京都内で少なくとも１２５人が熱中症のため、病院に搬送された。

　埼玉・蕨市でも、１６日午後１時前、野球の練習をしていた高校の野球部員７人が気分が悪いと訴え、病院で治療を受けた。このうち３人は入院している。

　１７日も東日本と西日本で猛暑となる見込みで、こまめに水分を取るなど、熱中症に注意が必要。