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普天間ヘリ墜落から6年 飛行中止求め集会

2010年8月13日 16:03
普天間ヘリ墜落から6年 飛行中止求め集会

 沖縄県のアメリカ軍普天間基地(宜野湾市)所属のヘリコプターが墜落した事故から13日で丸6年を迎え、墜落現場となった宜野湾市の大学で飛行の中止を求める集会が開かれた。

 この事故は04年8月13日、普天間基地所属の大型ヘリが隣接する沖縄国際大学の校舎に墜落したもの。夏休み中だったこともあり、犠牲者はいなかった。

 13日の集会は事故の生々しさを伝えるモニュメントの前で開かれ、参加者らは事故が起きた午後2時15分に合わせて、アメリカ軍機の飛行中止と基地の閉鎖などを訴えた。

 この1年、沖縄県では県外や国外への基地移設の期待が裏切られ、移設先を名護市辺野古とした日米合意に理解が得られる状況にはない。普天間基地の固定化も懸念される中、地元では移設とは切り離して危険性の除去に取り組むべきとの声が強まっている。