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京王井の頭線、踏切で遮断機下りず電車通過

2010年8月7日 2:09
京王井の頭線、踏切で遮断機下りず電車通過

 京王井の頭線の踏切で6日、遮断機が閉まらないまま電車が通過するトラブルがあった。「京王電鉄」では、この2か月の間に踏切に関するトラブルが4件相次いでいる。

 京王電鉄によると、6日午前4時50分ごろ、東京・杉並区の京王井の頭線・三鷹台駅近くの踏切で、遮断機が下りないまま始発電車が通過したという。ケガ人はいなかった。京王電鉄は、6日未明まで工事をしていた作業員が踏切の安全確認後に、誤って踏切の電源を切ってしまったことが原因だと説明していて、今後、点検作業は複数の作業員が行うことを徹底するとしている。

 京王電鉄では、6月にも電車が通過している間に遮断機が上がり始めるトラブルが起きるなど、この2か月間で踏切に関する4件のトラブルが相次いでいる。