イスラエルがガザを空爆、ハマスの幹部死亡
イスラエルは7月30日、パレスチナ自治区ガザにミサイル攻撃を行い、イスラム原理主義組織「ハマス」の幹部を殺害した。イスラエルによる攻撃でハマスの幹部が殺害されたのは、去年1月の紛争終結後初めて。
空爆は、ガザ中部を車で移動中だったハマスの軍事部門のイーサ・バトラン幹部らを狙ったもので、バトラン幹部は病院に運ばれたが死亡した。ハマスの幹部がイスラエルに殺害されたのは、去年1月にイスラエルによるガザへの軍事作戦が終息して以降、初めて。
空爆について、イスラエルは、ハマスが支配するガザからイスラエル南部がロケット攻撃を受けたことへの報復だとしているが、ハマスはこの攻撃への関与を否定している。
今回の攻撃の応酬で、再び緊張が高まる懸念も出ている。