選手に暴行したとして、プロ野球「埼玉西武ライオンズ」を解雇された大久保博元前２軍コーチが２９日夜、「不適切な行為はなかった」と反論した。

　２９日に西武は緊急会見を開き、大久保前コーチとの契約解除を発表した。２軍の若手選手から高額な罰金を徴収していたことを球団が注意したところ、告発した選手を決めつけ、大久保前コーチが暴行したことを理由に挙げた。

　これに対し、大久保前コーチは２９日夜、報道機関にファクスを送って反論。大事な時期にチームに迷惑をかけたことを謝罪した上で、「解雇の理由については納得できない部分があります。私はコーチとして、不適切な行為をしたことはありません」と述べ、球団の見解に異を唱えた。