中国人観光客のビザ発給件数、5倍以上に
中国からの個人観光客に対するビザの発給件数が大幅に増えたことがわかった。
観光庁は28日、中国人の個人観光客に対するビザの発給件数が、今月1日から23日までで5836件になったと明らかにした。去年7月の1か月間での発給件数は1033件で、この時点で既に5倍以上になっている。
政府は、今月1日から中国人の個人観光客に対するビザ発給の基準を所得が伸びている中間層にも広げていて、土産物を購入するなどの経済効果に期待している。観光庁は、中国から日本に訪れる旅行者の数が去年は101万人だったのに対して、今年は最大180万人になると見込んでいる。